My Bloody Valentine

My Bloody Valentine

Kevin Shields(Vo. G.)
Colm Ó Cíosóig(Dr.)
Bilinda Butcher(Vo. G.)
Debbie Googe(Ba.)

1984年、アイルランドのダブリンで結成。当時はケヴィン・シールズとコルム・オコーサクに加え、デイヴ・コンウェイ(ヴォーカル)とそのガールフレンドのティナ(キーボード)を迎えた4人編成だった。「My Bloody Valentine」というバンド名もデイヴによるもの(後にケヴィンはそれがカナダのB級ホラー映画から取られていることを知り、ひどく後悔することになる)。サウンドもデイヴが志向するサイコビリー/ガレージ・パンクの色合いが強く、この時点では後の彼らの音楽性とは程遠いものだった。

1985年の時点でティナは脱退し、バンドはデビー・グッギをベーシストとして迎えた。デイヴも1987年頃には作家活動に専念するとして脱退しており(後に小説を執筆)、代わりにビリンダ・ブッチャーが加入。現在の顔ぶれが揃った。ノイジーなギター・ポップへと路線変更し、後のサウンドの片鱗が見え始めたのもこの頃だ。

1988年、クリエイションからEP『You Made Me Realise』と1st アルバム『Isn’t Anything』をリリースし、彼らはブレイク。歪んだレイヤード・ギターと甘いヴォーカルで官能的かつサイケデリックなサウンドを展開。そのスタイルは後続のバンドに多大なる影響を与え、所謂「シューゲイザー」というジャンルが生まれることとなった。

1991年には2nd アルバム『Loveless』をリリース。クリエイションを倒産寸前まで追い込むほど膨大な制作費を注ぎ込んだこのアルバムは、幾重にも重ねられて輪郭を失ったギターの轟音、そこに浮かび上がる甘いヴォーカルとメロディを全編に渡って展開し、強烈なサイケデリアを提示。シューゲイザーの定義そのものを決定づけ、今日に到るまで無数のフォロワーを生み出し続けている。

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