Posted on: 2022年7月17日 Posted by: 對馬拓 Comments: 0

尋常ではない何かを感じた。聴覚から全身を侵食していくような轟音は、例えるなら知らない誰かに突然得体の知れないものをすれ違いざまに手渡されたような、恐怖とも興奮とも違う、奇妙な感覚。killmilkyを初めて聴いた時の印象は、そんな違和感のようなものに満ちていた。

2020年結成。構成員は小森まなこ(Vo. Gt.)、中野ち子(Gt.)、わだ(Ba.)、★(Dr.)の4人。しかし当初は小森以外のメンバーの素性が極度に排除されており(今も明らかになっているとは言い難い)、なんともミステリアスな空気を醸し出していた。同年「誘蛾燈」「白昼夢」をYouTubeに投稿。以降は小森が「ミスiD 2021」で“お守り賞”を受賞したり、2021年はTotal Feedbackへ2回出演するなど活動が本格化していったが、肝心の音源はリリースされなかった。

そして2022年4月6日。クラウドファンディングで資金を募って制作を進めていた音源がついにEPという形で実を結び、『If you kill milky me』と名付けられ、CD作品としてリリースされるに至った。淡々と刻まれるドラムとベース、そして悲鳴のように叫ぶギターが織りなすアンサンブルの中で浮遊するヴォーカルが、ありもしない景色を幻視させる1枚だ。また、6月22日リリースのコンピレーション『Total Feedback 2022』には新曲「ルーという女」を提供、吹き荒れるギターの不協和音と叩きつけるようなリズムで容赦なくリスナーの耳を抉る。さらに、9月19日にはAstrobriteの来日公演への出演も決定、世代を超えた共演に期待が高まるばかりだ。killmilkyの音楽はどのように生み出されるのか──『If you kill milky me』の制作を振り返ることで、冒頭で記したような違和感の答えが少し垣間見れたような気がする。

インタビュー/文=對馬拓
写真=killmilky

* * *

■ 夢の中での作曲

まずは、実際に音源を聴きながら『If you kill milky me』の制作や初めてのライブなどについて振り返ってもらった。EPのオープニングを飾るのは、2020年にkillmilkyとしてYouTube上で初めて発表された「誘蛾燈」。本作には再録バージョンが収録されている。★が「この曲の単調さが好き」と言うように、淡々と進行していくアンサンブルとその中で揺らめくヴォーカルが魅力だ。中野は頑なにヴォーカルの音量を小さくしようとしたらしく、「これでもだいぶ上げた方」だと語る。

小森:スタジオに出す前の自分たちでミックスしたバージョンは、本当にヴォーカルがほぼ聴こえないくらいでした。「リリイ」とかも最初はそうだったよね。

中野:僕がそういうのが好きだからっていう理由なんですけど、「さすがにやばいだろ」ってみんな言われて。

小森:ただ、それでスタジオにミックスをお願いしたら、しっかり音が分離されて返ってきて。

中野:多分、楽器ごとにイコライジングして、いらない周波数とかも切ってくれて、それで分離感が出たんだと思うんですけど。

小森:それが「プロがやりました」っていう感じが出すぎちゃって、求めていたものと違ったんですよ。だから一回全部やり直してもらいました。せっかく分離させてもらったのに、またひとまとめにしてもらうっていう。

続く「白昼夢」も当初はYouTubeにアップされていたものを再録。こちらはヴォーカルがよりダウナーに変化し、疾走感も幾分抑えめに。ヴォーカルだけでなくドラムもベースも一新したという。小森は特に「白昼夢」のレコーディングの中でも歌入れに苦労したそうだ。

小森:自分の声質が曲調に合ってなさすぎて、どんだけ歌っても良くなくて、もう半ギレ半泣きで歌ってました。そのせいでどんどん音程が上がっていって、だからYouTubeの方は声が上擦ってて高いんですよ。それで改めて歌い直したのがCD版なんです。音程もキーも歌い方も違うし、何もかも違う。でも「誘蛾燈」はすんなり録れた。本当に一瞬で完成しました。

中野:体感3日くらいで終わった気がする。「メロンソ」も「おかしくない」もスッと終わった。

小森:ちなみに「メロンソ」は、当時コロナに感染しちゃって、その病み上がりの翌日とかに録ったんですよ。だからめっちゃ鼻声なんですけど、今作の中で一番良い声だと思ってます。鼻声くらいが合ってるんですよね。あの声が常に出てたら良いんですけど、塩梅が難しい。

そして「白昼夢」で特筆すべきなのは、夢の中で作曲し鳴らしていた音を再現した、という中野のエピソードだ。

中野:夢の中で作曲してて、起きて急いでその通り全部(DAWに)打ち込んで。だから夢の中で鳴らしてたコード進行とか歌とかを、その通りにできるだけ忠実に再現した曲なんですよ。ただ、夢の中でパソコンにドラムを打ち込んでて、YouTube版はそのドラムマップの画面をそのまま適用して作ったんですけど、実際に聴くと夢の中で鳴ってたドラムと結構違ってて。夢の中だから適当だったんですよね。だからドラムマップじゃなくて、夢の中で鳴ってた音そのものに寄せて作り直したのがCDのバージョンです。

夢で見たパソコンの画面、しかもDAWのドラムマップを正確に覚えていたのだから驚きである。

中野:もう、起きてすぐ打ち込んで、って感じでした。朝方の夢だから覚えてたんじゃないですかね。あ、「白昼夢」だから昼か。でも、夢の中でギターのコード進行も作ってて、抑えてたコードも全部覚えてるんですけど、夢の中で鳴ってた音と実際に録った音とでは解像度も違ってて、そこのギャップはありましたね。まあいいか、と思ってそれはそのままなんですけど。

■ 馬鹿馬鹿しさへのこだわり

本作の中で「リリイ」は最も古い楽曲で、小森が「ミスiD 2021」にエントリーした2020年4月、まだkillmilkyというバンド名すら公表していない時点で既に存在しており、実は当時のエントリー動画でイントロを使用されていた。

中野:一番(制作に)時間がかかったのはこの曲ですね。最初はヴォーカルがなくてイントロのアルペジオのフレーズだけを作って、それをミスiDの動画で流してたんですよ。その時は断片だけで曲にはしてなかったんすけど、せっかくだし続きを書こうと思って。だから、いつもは頭から最後まで一発録りみたいな感じで作っちゃうんですけど、「リリイ」だけは継ぎ接ぎというか、曲の作り方が結構違いますね。そういう意味では面白い感じになってるのかもしれない。

紆余曲折を経て完成を迎えた「リリイ」だが、どうやら最初に発表する音源は「誘蛾燈」ではなく「リリイ」にしようという話があったようだ。しかし「ハードルが高すぎる」「技術が伴っていない」という理由から、結局「誘蛾燈」が採用されることになった。

中野:そもそも「これ、完成しないな」って思って途中で曲にするのを諦めてたんですよ。ドラムとかもめちゃくちゃ訳の分かんないことをやってて。それで「違う曲を作りたい」って思って諦めちゃったからモチベーションもなくなって、余計に完成させるのが大変でした。

小森:凝った作りにしよう、みたいな気持ちもあったしね。でも「リリイ」も歌うのは難しいけど、聴いてる分にはすごく好きです。本当に良い曲だと思う。他の曲はあんまり気持ちが乗るような曲じゃないけど、「リリイ」はちゃんと感情があるというか。

中野:僕は「(感情を)乗せるな」って思ってますけどね。

小森:どれだけ感情を乗せようとしても「やめて」って言われちゃうんですよ。笑 でも「リリイ」だけはレコーディングスタジオで録って、スタジオの人に「こういう感じで歌ってみよう」みたいに指示を出してもらったので、中野には怒られませんでした。基本的に歌う時は「何っぽく歌ってみよう」みたいなイメージは何もしてないんです。「おかしくない」も最初は感情を込めて叫びまくってたんですけど、感情を入れないバーションを後で録って、結局それが採用されました。でもライブではどう歌っても怒られないから。笑

「おかしくない」と言えば、延々と“おかしくないよ きみはおかしくないよ”というフレーズを繰り返す歌詞が印象的だが、特にライブでは狂気的な切迫感に圧倒される。

小森:「おかしくない」は特に“励ましソング”っていうつもりではないんですよね。

中野:でも意図しないところで「元気が出ました」みたいな感想をもらったりします。

小森:ファンの方々も勇気づけられる人が多いらしいです。幸せなことではありますよね。

そして「メロンソ」は、実質的にデモ・バージョンとなったYouTube上の「誘蛾燈」「白昼夢」以来、久々の映像作品(MV)としても発表された。中野が監督を務めた本作を、小森は「『リリイ・シュシュのすべて』みたいだなって思った」と評した。

小森:それこそ「白昼夢」は『リリイ・シュシュのすべて』のロケ地の近くで撮ってて。

中野:『リリイ・シュシュのすべて』を観て、「ああいう景色があるんだ、そこに行けば間違いなく良い映像が撮れるな」と思って行ったんですよ。「メロンソ」のMVについては、当初は「リリイ」用の素材のつもりで撮りに行ったんですけど、ロケ中に「おかしくない」にしようってなって、そのまま撮り終わって帰ってきて編集してて。でもその編集の〆切の日に「メロンソ」に変えました。素材を見てたら、やっぱり「メロンソ」かなって思って。正直、別にどの曲でも良いんですよ。自分の中にあった撮りたいイメージの通りに映像が撮れて、それがどの曲にも当てはまる感じだったので。

小森:撮ったけど使わなかった素材、めっちゃあるよね。もったいないからどこかで使いたい。トレーラーの中でみんなが気づかないくらいの断片を使ったりはしたけど。

中野:「メロンソ」のMVはノイズが飛んでて。映像がドット抜けしてるんですよね。

小森:わざとかと思ってた! めっちゃ良い感じ。

中野:何回(動画を)書き出してもドットが乗っちゃうんだよね。多分、文字の切り替えが早すぎてついてこれてないんだと思う。ちなみに、表示されてる文字は全て僕が昔書いたなんらかの文章です。

また、『If you kill milky me』がリリースされた4月には、渋谷のタワーレコードのエントランスに設置された大画面でMVが放映されたが(※インタビュー時は放映前)、その出来事を通して中野の“倒錯”とも言えるこだわりも見えてきた。

中野:MVを編集してる時に吐きそうになって。調べたらほんとにそういう症状があったんですよ(※光過敏性発作)。タワレコに苦情が来ないか心配です。でも構図が良いですよね。ただ、最初は文字とか何もなくて、傘を開いたり閉じたりっていうのをずっと繰り返してるだけの映像だったんですけど、さすがに(メンバーから)批判が出て。

小森:もうちょっと“尖り方”を変えてほしいと思って。笑 でも彼のセンスを信用してるので、尖り方を変えれば絶対大丈夫だなと。

中野:尖ってることを伝えたいわけじゃないですけどね。ちなみに、傘を閉じたり開いたりするのも全部ノーカットで撮ってます。

小森:「誘蛾燈」も長回しだったよね。

中野:馬鹿馬鹿しい行為がすごく好きなんですよね。だから「メロンソ」のMVが街頭で流れるのもめちゃくちゃ面白いなと思って。CDとかもそうなんですよ。別にサブスクで聴けるしファイルのやり取りとかで全部完結するのに、わざわざ作る側もお金をかけてCDを刷って、聴く側もお金を払ってわざわざ買うっていう行為が、めちゃくちゃ馬鹿げてて面白いなと思って。小説とかも書いてネットに上げるだけなら無料なんですけど、わざわざ刷って製本するのが馬鹿馬鹿しいというか。僕はそういうのが好きなんですよね。

しかし、そうしたこだわりを見せる一方で、妙に気を遣わない部分もあるのがkillmilkyの面白さだ。というのも、実は「白昼夢」と「おかしくない」には異音が混入しているらしいのだが、お気づきだろうか。「白昼夢」は最初のAメロ終わりにイヤホンやヘッドホンで気づけるくらいの電子ノイズのような音が入っている(わだ曰く「曲にマッチしてる」)。

小森:「おかしくない」はイントロの終わりの歌が始まる直前くらいに、カメラのレンズの蓋を落とした音が入ってるんですよ。

中野:ガラスの器に指輪を落としたみたいな音。クラウドファンディングのリターン用に、僕がレコーディングの風景をスタジオで撮ってたんですけど、ヴォーカルのレコーディングの時にレンズの蓋を落としちゃって、でもヘッドホンしてるから気づかなくて。意外とそういう音も拾うんだなって思いました。

小森:自分の好きなポルノグラフィティの曲で、紙を捲る音が入ってる曲(『雲をも摑む民』収録の「ハート」)があるんですけど、一気に血の通った感じがしてめっちゃテンション上がるんですよ。「おかしくない」も無機質な曲だから(蓋の音が入ってるのが)良いなって思って。

中野:そもそも歌は僕の家で録ってたりするんですよ。でも(小森以外の)三人は普通に喋ったりしてるんで、ヴォーカルのテイクだけ聴いたら後ろでちっちゃく話し声が入ってる可能性はあります。そこはあんまり神経質にやってないですね。特に「メロンソ」はめちゃくちゃ喋ってたと思うんですけど、そのまま使ってます。

小森:あと「リリイ」に関しては、歌詞を間違えたテイクが使われてるんですよ。

中野:最後のサビの“リリイは腐っていたんだ”っていう部分を“腐ってしまった”って歌ってて。それも録り終わった後に気づいたんですけど、スタジオの時間も決まってたし、そのままにしてます。

わだ:実はそういう部分で聴き応えがあるというか、探し応えがある。間違え探しみたい。

小森:誤植や物音が入ってる。笑

■ 無意識の踏襲

killmilkyの音楽性はシューゲイザーとして捉えられることも多いが、わだが「シューゲイザーをほとんど聴いたことがない」と言うように、実際メンバーたちはシューゲイザーに影響を受けているわけでも、特別な思い入れがあるわけでもない。

中野:こういうギターの音が好きってだけで、うちのバンドは「シューゲイザーをやります」っていう感じで曲を作ってるわけではないので。特にシューゲイザーが好きなメンバーもいないですし。僕はノイズ・ミュージックとかは好きですけど、killmilkyはノイズ・ミュージックっていうわけでもない。

小森:でも“シューゲイザー・バンド”ってパッケージ化した方がやりやすい部分はあるじゃないですか。シューゲイザーって名乗った方がアピールしやすいですよね。難しいですけど。

ただ、killmilkyの音楽から感じられるギターのノイズに対する執着や浮世離れした感覚は、シューゲイザーを聴いた際に得られるものと非常に近しい。その感覚はライブでも顕著で、killmilkyの初ライブ──2021年7月のTotal Feedbackで最後に披露された「おかしくない」では、その爆風のような音圧で筆者は意識が飛びそうになった(小森曰く「こっちも意識飛びそうでした」とのこと)。これはシューゲイザー周辺の轟音バンドならではの体験だ。本人たちは、当時をどのように感じているのだろうか。

小森:怖くてあんまり客席を見れなかったです。観る側も初めてで聴き方が分からないんじゃないかと思って。実際どんな気持ちで聴いてるのかもよく分からなかったし。しかも(自分以外の)メンバーも事前に出してたのは名前だけで、観る側は編成とか性別すらも知らなくて。本当に“初めまして”だったし、怖かったですね。

客席を見れなかった──確かに、わだと中野が顕著だったが、時にはステージを背に、ほとんどアンプ側を向いて演奏している姿が印象的だった。killmilkyのライブは、小森以外のメンバーがある意味“黒子”的な役割を果たしているようにも感じる。おそらく緊張もあって結果的にそうなっている、という節がありそうだが、あくまで主役である小森を他のメンバーが引き立てるような効果があるのではないだろうか。ちなみに、わだも中野もライブ当日に弾くフレーズを固定しておらず「行き当たりばったり」「その場で決める」とのことだから驚きだ。そんな初ライブは、Optloquatから声をかけられたことで実現した。

中野:当時は2曲しか出してなかったのに声をかけてくれて。それで「メロンソ」を作ったんですよ。「おかしくない」もその時期。だから今思えば「おかしくない」はライブを意識して作ったかもしれないですね。

Total Feedbackの持ち時間は30分だったが、当然2曲では足りないため、急遽用意したのが「メロンソ」と「おかしくない」だった。そして、当時のセットリストも「これ以外考えられない」という理由で『If you kill milky me』と同じ曲順だったという。つまり、初ライブの時点でEPの楽曲自体は全て揃っていたことになるが、実際の音源のリリースは2022年4月まで持ち越された。

中野:全部自分たちでやったので大変でしたね。ジャケットの油絵も描いたし、デザインとかもやってるし。

小森:クラウドファンディングで待ってる人もいたし、自分に勝手にプレッシャーをかけてたのもあります。

中野:僕自身はあんまり聴き手のことは良い意味で意識してなくて、自分たちのこだわりで時間がかかった部分も大きいのかなと思います。今後はもっと活動のペースを上げていきたいですね。『If you kill milky me』はバラバラの5曲がただ入ってるんじゃなくて、「このCDで一つの作品です」みたいな感じにできたから、無理にでも円盤にしたかったんですよね。

また、ライブといえばkillmilkyは2022年1月に公開された『musitTV』のVol.1にも出演し、「メロンソ」と「誘蛾燈」を披露しているが、当時の撮影を振り返ると思わぬ形でシューゲイザーとの親和性が垣間見えた。

中野:あの撮影の確認をする時、初めて自分がギターを弾いてる姿を見たんですけど、「こんなに腰曲がってるんだ」って思って。弾いてる時はそんな感じはしないのに。視界が全部指板。

小森:わざとかと思ってた。スタジオでもいつもこうなってるよね。

中野:もっと客席向いてるつもりなんだよな。

小森:嘘でしょ、そんなわけない!笑 指板しか見えてないのに客席向いてるわけがない。

本人は指板を見ているとはいえ、俯いてギターを奏でる様子は観客側にとってはシューゲイザー(=靴を凝視する者)のスタイルそのままに映る。また、かのMy Bloody Valentineのケヴィン・シールズも派手なギター・プレイはほとんどなく、基本的にアームを握りながら小さく丁寧にストロークしている印象だが、中野のプレイ・スタイルとも重なる部分がある。意図の外にある、無意識の踏襲である。

中野:あんまりギターを弾いてるように見えなくて、別のことしてるみたいで。手も全然動いてなくて、びっくりだなって。音と手が合ってないし、あの音が出てるとは思えないです。

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バンドのブレーン、中野ち子に迫る

Author

對馬拓
對馬拓Taku Tsushima
Sleep like a pillow主宰。札幌出身。音楽ブログの運営、ディスクユニオンのスタッフなどを経て、現在はライター/編集者が本業。主な実績は、揺らぎ、SPOOL、pollyなど国内シューゲイザー・バンドへのインタビュー、Tapeworms『Funtastic』ライナー執筆など。座右の銘は「果報は寝て待て」。