Posted on: 2020年7月28日 Posted by: 鴉鷺 Comments: 0

Label – Self Released 
Release – 2020/07/02 

国産ブラックゲイズ・バンド、DEATHBEDによる3rdアルバム。叙情的なクリーントーン主体の耽美なパートと、デプレッシヴ・ブラックメタルの影響を感じさせるへヴィーで悲愴な展開が静と動の緩急として表現された楽曲に強いカタルシスを覚えるし、「Honey」での通底して展開されていく象徴的なリフと、楽曲中の轟音に移り変わるパートの爆発力、対位法で書かれたそれもまた楽曲を象徴する様なフレーズにバンドの優れた審美眼を感じる。”死の床”というバンド名が表す悲しみや強いリリシズム、リスナーを圧倒する感覚に貫かれた1枚。

text by aro

Author

鴉鷺
鴉鷺Aro
大阪を拠点に活動する音楽ライター/歌人。Sleep like a pillowでの執筆や海外アーティストへのインタビューの他、主宰を務める短歌同人「天蓋短歌会」、詩歌同人「偽ドキドキ文芸部」にて活動している。好きなアニメはserial experiments lain、映画監督はタル・ベーラ。