Posted on: 2020年7月1日 Posted by: 鴉鷺 Comments: 0

Label – Escho 
Release – 2019/08/02 

デンマーク、コペンハーゲン出身のシューゲイザー・バンド、Colliderの2019年作。

まず目を引くのは強烈にポップなギターとイノセンス溢れるヴォーカルだ。その2つのパートが奏でるHeavenlyやAnother Sunny Dayを彷彿とさせる様な優しく美しい轟音と透明感に心を打たれる。このアルバムの楽曲、特にDaisyには比較的複雑な展開と印象的なフルートの採用が見られるが、シンプルな楽曲展開や編成が主流となっているシューゲイザーにおいて、Colliderのアレンジやプログレッシヴな要素は異色のものであり、突き抜けたエモーションの表現という意味で成功しているのではないだろうか。イノセントな透明感と毒気の不在、珠玉のポップネスに心奪われる一枚。

text by aro

Author

鴉鷺
鴉鷺Aro
大阪を拠点に活動する音楽ライター/歌人。Sleep like a pillowでの執筆や海外アーティストへのインタビューの他、主宰を務める短歌同人「天蓋短歌会」、詩歌同人「偽ドキドキ文芸部」にて活動している。好きなアニメはserial experiments lain、映画監督はタル・ベーラ。