Posted on: 2020年6月14日 Posted by: 對馬拓 Comments: 0

Label – Taang! Records 
Release – 1996/04/01 

ボストン出身のシューゲイザー/ノイズポップ・バンド、Swirlies(スワーリーズ)の2ndアルバム。本作はメンバーチェンジを経てリリースされた。この作品の独創性は決してタイトルの長さだけではない。

バーストするギターや予測不能なリズム・セクションは暴走することなく彼らの手によって”デザイン”されており、そのいびつな美しさと全体の完成度は過去最高。ローファイな感触も完全に鳴りを潜め、打ち込みなどエレクトロニックな要素が新たに加わり、Serena Maneeshの『S-M 2:Abyss in B Minor』やMy Bloody Valentineの『m b v』と並べても遜色ない。そういった先進性を鑑みれば、本作がより評価されてしかるべきなのは明白だろう。

text by osushitabeiko

Author

對馬拓
對馬拓Taku Tsushima
Sleep like a pillow主宰。札幌出身。音楽ブログの運営やディスクユニオンのスタッフなどを経て、現在はライター/編集者が本業。主な実績は、揺らぎ、SPOOL、pollyなどへのインタビュー、Tapeworms『Funtastic』CDライナー執筆など。座右の銘は「果報は寝て待て」。