北海道 / 東京を拠点に活動する2ピース・バンド、flip-flopsがシングル「sweet liar(s)」をリリースした。
ミッドウエスト・エモとエレクトロニクスの融合に挑んだ2nd EP『…counting stars, sometimes for hours, sometimes in passing – EP』から1ヶ月。本作は、その融合で築いた質感を携えたまま、アコースティックという新たなフィールドへと音楽性を広げた1曲だ。アコースティックの木質なサウンドと、シンセやグラニュラー処理で生まれた粒子のような電子音が重なり合い、flip-flopsの世界はさらに多くのジャンルを取り込みながら広がっていく。
楽曲は、2nd EPでも使ってきたヴォーカルを細かく刻む処理と、それを包み込むパッド・サウンドから始まり、聴く者をすぐにflip-flopsの世界へ引き込む。そこにアコースティック・ギターの弦が擦れる音と、鍵盤の上を細かく動くシンセが重なっていく。Bon IverやNovo Amorを思わせる透明感のある表面の下には、いつ爆発してもおかしくない膨大なエネルギーが秘められている。美しさと緊張感のバランスにも注目して聴いてほしい。メイン・ヴォーカルはオートチューンなしの生の声。その周りを囲むコーラスにはオートチューンとディストーションを施し、ただのアコースティックとは一味違う奥行きを生み出した。 アコースティックと、これまでのflip-flopsのサウンドが理想的な形で融合した1曲。
■ Release

flip-flops – sweet liar(s)
□ レーベル:Self Released
□ 仕様:Digital
□ リリース日:2026年10月28日(水)
■ Profile

flip-flops
北海道 / 東京を拠点に活動する2ピース・バンド。US発祥のミッドウェスト・エモをリスペクトしながらも、独自の音楽性を掛け合わせることで、新たなジャンル “Far-east Emo” を提唱。2022年の活動開始以降、ジャンルレスかつボーダーレスな楽曲制作を軸に活動を続けている。近年はエレクトロやハイパーポップの要素も積極的に取り入れ、ミッドウェスト・エモを基盤にしながら、よりデジタルかつ実験的なサウンドへと進化を続けている。milano(Gt.)による鋭く無機質なギター・リフと、daijiro(Vo.)のノスタルジックなメロディが混ざり合うことで、最先端でありながらもY2Kを想起させる独自の世界観を構築。さらに、ミキシング、マスタリング、アートワーク、ミュージック・ビデオなど制作工程のほぼ全てをインディペンデントで手掛けることで、統一感のあるサウンド・デザインとヴィジュアル表現を確立している。
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