死んだ僕の彼女 – hades (the nine stages of change at the deceased remains)(2015)

Disc Guide

Labal – n_ingen record 
Release – 2015/01/03 

関東を中心に活動するノイズポップ/シューゲイザー・バンド、死んだ僕の彼女による1stアルバム。

『Ixtab』にも見られたバンドの死生観やへヴィー・ミュージックの影響を感じさせるダークなサウンドと世界観は今作で更新と飛躍を見せており、ヴォーカルの独創的な和声や手数が多いドラムのフレーズに垣間見える入念に練り込まれたアレンジには目を見張るものがある。また、ポップでメロディアスかつノイジーなギターや儚く叙情的なヴォーカルと、死/喪失/別れを感傷的に歌う詩世界の鮮烈な対比が、九相図の様な”生から死への変化と喪失”というコンセプトを持ったアルバムの核になっていると思われる。全編を貫く悲愴とゴシック性、メランコリーと儚さがシューゲイザーの幻想性と調和して生まれた陶酔とカタルシスに酔わされる1枚。 

text by aro

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