Posted on: 2025年12月10日 Posted by: Sleep like a pillow Comments: 0

合成音声をヴォーカルに据えた宅録オルタナティヴ・ロック / シューゲイズ・プロジェクト、nagareyama righteyeが3rd EP『can we get all?』をリリースした。

本作は「きっと全ては手に入れられない私たち」に向けられた作品。オルタナティヴ・ロックやシューゲイザーなどのバンド・サウンドからの影響を土台に、ある時はフラストレーションのままに歪んだギターを掻き鳴らし、またある時は軽快なリズムとメロディにどうしようもない虚無感を投影しながら、様々な「欠落」を抱えて現代を生きていくことの葛藤、苦悩、やるせなさを正面から描いた内容となっている。

ヴォーカルは音街ウナSVを使用、アートワークのイラストはめ太郎によるもの。盛り上がりを見せる合成音声 × 宅録のシーンとも共鳴しつつ、ロック・バンドの身体性をも眼差した一枚に仕上がった。

なお、11月29日の「THE VOC@LOiD M@STER 61」にて先行リリースしたCD版とBandcamp版には、6月に出演した「qansekai act02」でのバンド・セットによるライブ音源をボーナストラックとして収録している。

■ nagareyama righteye コメント

できないことや失ったものがあって、そのせいで叶わなくなった世界というものがそれなりにある毎日を送っています。それを受け入れることと同じくらい、ちゃんと苛立っていくこと、“can we get all?” と問い続けていくことも、むしろ一つの希望なのかもしれないなと思います。

■ Release

nagareyama righteye – can we get all?

□ レーベル:Self Released
□ 品番:NMGM-0004
□ 仕様:CD / Digital
□ リリース:2025年12月10日(水)

□ トラックリスト:
1. can we get all?
2. 停滞
3. stumbler
4. 冷夏
5. 結局

*配信リンク:
https://big-up.style/9k0rcD0bKb

*Bandcamp:
https://nagareyamarighteye.bandcamp.com/album/can-we-get-all

■ Profile

nagareyama righteye

合成音声をヴォーカルに据えた宅録オルタナ・プロジェクト。オルタナティヴ・ロックやシューゲイザーなどに強い影響を受けたバンド・サウンドと、未解決の感情をそのままに綴る歌詞を主軸に楽曲を制作している。2023年初頭よりインターネット上へ楽曲投稿を開始し、2025年3月に1stアルバム『behind faint echoes』をリリース。2025年6月には初となるライブをバンド・セットにて行う。

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