Guitar – Sunkissed(2002)

Disc Guide

Label – Morr Music 
Release – 2002/11/04 

ドイツのエレクトロニカ・アーティスト、Michael Lueckner(ミハエル・ルックナー)のソロ・プロジェクトとして始動したGuitarの1stアルバム。

シューゲイザーとエレクトロニカの親和性に関しては、My Bloody Valentineの「Soon」の時点で垣間見えていたが、Guitarはその可能性を大きく広げ、揺るぎないものとして証明した。無機質なダンス・ビート、耳を埋め尽くすフィードバック・ギター、そして揺蕩うウィスパー・ヴォイスがとてつもないトリップ感覚を生み出す「House Full of Time」は圧巻。全編に渡って展開されるコラージュ的なサウンド・アプローチやクリアな音像は、エレクトロニカ畑出身ならではだろう。

また、日本人ヴォーカリストであるayako akashibaをフィーチャーしている点で、同年代のAsobi Seksuらと共振するものがある。本作と同年の2002年にスーパーカーが『HIGHVISION』をリリースしていることも、あながち偶然ではないのかもしれない。

いずれにせよ、シューゲイザーをエレクトロニカ方面から解釈した先駆けとして、ゼロ年代におけるニューゲイザーの金字塔と言える作品であることは間違いない。

text by osushitabeiko

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