
東京を拠点に活動するインディー・ロック/ドリームポップ・プロジェクト、Yasu Cubが2025年10月8日(火)にシングル「all this time」をリリースする。
Yasu Cubは、アトランタ出身のソングライター、大木エイハーンジェイコブ率いる東京発のバンド。HovvdyやDeath Cab for Cutieに通じるインディー・フォーク、Red House PaintersやBedheadを想起させるスロウコア、Real EstateやTurnoverのようなドリームポップを織り交ぜたサウンドが特徴。2023年にデビュー・アルバム 『Highways』、2024年にEP『Elevator』『Room Without a Ceiling』をリリース。これまでにApple Musicの「WASABI」や「New in Alternative」、及びSpotifyの「HAZE」など複数のプレイリストに選出され、直近ではFM802「MUSIC FREAKS」で「Found in You」がオンエアされるなど、国内でもリスナーの耳に届き始めている。
「all this time」は、切なくも誠実なロマンを描いた1曲。未完成の想いが理由で眠れない夜、既に観たことがある結末を引き延ばす映画のように、余韻と渇望を残す恋の物語。その果てに、実はずっとそばにあった愛に気づかせる。Yasu Cubの初期を彩ったEP『Elevator』を想起させる、ドリームポップ・サウンドへの回帰。
なお、本作は2026年3月18日(水)にリリース予定のアルバム『my early years, your spiral arms』に向けた第3弾シングルとなる。同アルバムは、東京、ジョージア州の小さな町、そしてアメリカ・太平洋岸北西部を拠点に制作。アルバムのコンセプトの原点は、大学寮のランドリールームに置かれていた友人の天体物理学の教科書。そこに掲載されていた “スパイラルアーム銀河” の図を見て、“arms” という言葉の擬人性に心を打たれ、“宇宙に抱きしめられているようなイメージ” がふと浮かんだ。作品は宇宙的な視点(マクロコスモス)を辿る一方、日常の断片(ミクロコスモス)にも深く踏み込む。公園で草をむしる仕草、インディゴ色の空の下を走る空港シャトル、太平洋をフェリーで渡る移民の家族、クリーニング店で働くアルバイト、波の音を聞きながら思い出を語る恋人たち、卒業前夜に湖畔でNick Drakeを聴く高校時代の親友たち──具体的でありながら幻想的、永遠でありながら儚い、そんな瞬間がアルバム全体を通して織り込まれている。アルバムはボストン拠点のスロウコア・レーベル、Candlepin Recordsからカセットでもリリース予定。
■ Release

Yasu Cub – all this time
□ レーベル:Self Released
□ 仕様:Digital
□ リリース:2025/10/08
■ Event

mod presents
fanclub
2025/10/04 (sat)
柴崎mod
open 12:30 / start 13:00
[act]
Luouf
the posis
Yasu Cub (solo)
ticket:
前売 / 当日 ¥3,000
U-22 ¥2,500
(+1drink)
■ Profile

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