Label – UK.PROJECT
Release – 2013/02/06
若さゆえの青さが全面に出ていた1stとは対照的に、続く2ndはとても殺伐とした、負の感情に突き動かされるような作品になった。
冒頭から”シリウス、ベガ、アルタイル、ティコの星”とひたすら呪文のように呟く「夜鷹」や”あいつ”への殺意を覗かせる「春と修羅」、疾走感に満ちた「国道スロープ」など、一線を越えてしまうような危うさが続く。その様は、まるで自分の中で暴れ回る狂気を無理矢理飼い慣らしているかのようだ。
しかし、その凶暴性は、悲鳴のようなギターが不安を煽る「ユーリカ」で頂点に達した後は鎮まりを見せ、まるで悟りを開いたかの如く静観した曲が続いていく。ラストを飾る「明日にはすべてが終わるとして」がこのアルバムの全てを物語っている。
text by osushitabeiko
Author

- Taku Tsushima
- Sleep like a pillow主宰。編集、執筆、DTP、イベント企画、DJなど。ストレンジなシューゲイズが好きです。座右の銘は「果報は寝て待て」。札幌出身。
最新記事
- 2026年5月19日Feature『nevv you Act.08』が下北沢LIVE HAUSにて9/5開催──2beef、dansa med dig、Blurred City Lights出演
- 2026年5月15日InterviewRhakka インタビュー | 熱量と残光の1stアルバム『afterglow』
- 2026年4月2日News欠けてゆく月のようにすり減った心──Blurred City Lightsが1stシングル『月光』を4/4リリース
- 2026年3月31日Focus【後編】Blurred City Lights『Utopia / Dystopia』インタビュー | 『Dystopia』編

